DX推進・データ可視化

工務店向けダッシュボード

見積書・請求書と協力業者の仕入請求を自動集計し、単価の妥当性検証や粗利把握を実現する原価管理システム

業務改善・経営判断支援
建設業界
工務店ダッシュボードのメイン画面
粗利率を分析して、自動的に可視化
指定したタイミングで自動更新
異常単価を即検知
追加インフラ不要

導入前の課題

  • 月次の手作業集計
  • 単価の妥当性が不明
  • 適正でない発注による損失

導入後の成果

  • 指定したタイミングで自動更新
  • 分析と同時に異常値を検知
  • 分析結果を視覚的に把握

プロジェクト概要

システムの特徴

Google環境のみで完結する原価管理システム。見積書・請求書データを自動で取り込み、品目コードの自動付番、相場に基づく異常検知、売価/原価の自動判定を実現。Looker Studioで直感的なダッシュボードを提供。

役割・担当範囲

  • 役割: データエンジニア
  • 担当範囲:要件定義、ダッシュボード構築、自動化実装

プロジェクトの背景・課題

見積書・請求書(売価)と協力業者の仕入請求(原価)がファイル散在し、単価の妥当性検証や粗利把握が人手の月次集計に依存。 品目表記のゆらぎでカテゴリ比較が困難、ベンダー間比較・相場基準の不在が意思決定のボトルネックだった。

短期立ち上げの制約を踏まえて、Google環境のみで完結し、現場に追加ソフトを入れずに運用できる仕組みとした。

データの散在

見積書・請求書が各所に分散し統合困難

品目表記のゆらぎ

同一品目でも表記が異なりカテゴリ比較不可

相場基準の不在

単価の妥当性を判断する基準がない

手作業依存

月次集計に膨大な人的リソースが必要

解決した課題

自動ETLと明細標準化

Google Spread Sheet+Google Apps ScriptでCSV取込→明細化→品目コード自動付番(辞書+原価コード表)を実装。データの一元化と標準化を実現。

相場に基づく異常検知

月単位で中央値+ばらつきの大きさを算出して、単価の外れ度を可視化。不当な高単価を即座に発見。

売価/原価の自動判定と粗利集計

リフォーム案件の月次粗利・マークアップを集計。

可視化と運用

Looker Studioで外れ値ランキング/ベンダ×品目ヒートマップ/相場×実測の時系列を提供。時間トリガで毎朝自動更新、外れ値メール通知も実装。

データ品質の継続改善

未付番抽出ビューとゆらぎ辞書により、運用するほど付番精度が向上。学習型の品質改善メカニズム。

ビジネスインパクト

相場乖離の即把握

見積/請求の"相場からの乖離"を即把握 → 無駄な高単価・仕様ブレを早期是正。コスト削減に直結。

ベンダ単価の可視化

ベンダ単価の可視化 → 発注配分と交渉の根拠を提示。協力業者との適正な価格交渉が可能に。

粗利の月次トラッキング

(リフォーム)粗利の月次トラッキング → 案件×品目×月の粗利率・マークアップを標準化。経営判断の迅速化。

導入の容易さ

社内のGoogleアカウントのみで即運用、追加インフラ不要。初期投資を最小限に抑えて導入可能。

KPI例(ダッシュボードで算出可能)

15%程度(見込み) 平均粗利率の向上
30%程度(見込み) 集計時間の削減

使用技術

データ処理

Google Sheets Apps Script

可視化

Looker Studio 時系列分析

自動化

時間トリガー メール通知