AI活用・問い合わせ対応

問い合わせ一次対応AI

AIによる問い合わせ内容の自動分析・分類、緊急度判定、緊急度に応じた返信を行う仕組み。24時間365日の一次対応を支える構成とした

カスタマーサポート改善
問い合わせ運用
AI問い合わせ対応システムのインターフェース
応答時間短縮
24時間365日対応
3分以内に自動返信
処理件数無制限

従来の問い合わせ対応

  • 手動での確認・分類
  • 営業時間内のみ対応
  • 担当者による品質差

AI導入後

  • 一次返信の自動化(問い合わせ内容を即座に分析・分類)
  • 24時間いつでもすぐに分析・返信
  • 問い合わせ内容の緊急度に応じた最適化

プロジェクト概要

システムの特徴

GPTを活用して問い合わせ内容を自動分析・分類し、緊急度判定、返信生成、複数宛先への自動送信までを一連で処理する構成。スプレッドシートベースで設定を管理し、非技術者でも運用しやすい形にした。

開発期間・役割

  • 役割:システム設計、フルスタック開発
  • 担当範囲:要件定義、内部設計、自動化実装

設計・実装のポイント

HTMLフォーム、Dify、Google Apps Script、Google スプレッドシート、Gmail を連携し、 問い合わせ受付から分析、返信、記録までを役割ごとに分けて構成した。 機能を分割することで、保守や仕様変更に対応しやすい構成とした。

プロジェクトの背景・課題

従来の問い合わせ対応の課題

対応の遅延

手動での問い合わせ確認・分類により、緊急案件の見落としが発生

業務効率の低下

定型的な問い合わせにも個別対応が必要で、人的リソースを圧迫

顧客満足度の低下

問い合わせから初回回答までに時間がかかり、顧客の不満が蓄積

対応品質のばらつき

担当者によって回答内容や対応速度に差が生じる

24時間対応の困難

営業時間外の緊急問い合わせに迅速に対応できない

技術的課題

  • 複数システム間での情報連携の複雑性
  • リアルタイムでの緊急度判定の実装
  • スケーラブルな自動化システムの構築

導入前後の比較

Before (導入前)

  • 問い合わせ確認が手動で、対応開始まで時間がかかる
  • 緊急案件の見落としにより機会損失が発生
  • 営業時間外の問い合わせは翌営業日まで放置
  • 担当者によって回答品質にばらつき
  • 定型的な問い合わせにも個別対応で工数増大
  • 月間50件ほどが処理能力の限界

After (導入後)

  • AI自動分析により1分以内に初回返信を送信
  • 緊急度判定で重要案件を即座に管理者へエスカレーション
  • 24時間365日の一次対応を自動化
  • AI生成による回答文の平準化
  • 定型問い合わせは100%自動化で人的工数ゼロ
  • 処理件数の増加に対応しやすい構成

返信メールのイメージ

自動返信画面のスクリーンショット

AIが自動生成した返信メールの例。問い合わせ内容に基づいて調整した内容を生成。

主要な機能

1

AI自動分析・分類機能

  • 問い合わせ内容の自動分析(GPTプロンプト活用)
  • 緊急度判定(4段階レベル)による優先度自動設定
  • 緊急度を考慮した返信生成
2

マルチチャネル自動メール送信

  • HTMLメール:レスポンシブデザイン、ブランディング統一
  • プレーンテキスト:フォールバック送信に対応
  • 顧客・管理者への同時自動通知
  • 緊急案件を優先して通知する運用を想定
3

設定管理の柔軟性

  • スプレッドシートベースの動的設定管理
  • 管理者情報のノーコード変更
  • システム再起動不要での設定反映
4

運用を意識した管理設計

  • 管理者メールアドレス・電話番号を設定シートで変更可能
  • コードを修正しなくても運用設定を更新できる構成
  • 非技術者でも扱いやすいように管理情報を集約
5

安定運用のための制御

  • 重複送信を防ぐためのチェック機構を実装
  • 問い合わせデータと処理ログを分けて記録
  • 送信エラー時を考慮したフォールバック送信に対応

運用面で整ったこと

対応速度の改善

24時間 即時対応

応答開始までの時間を短縮

30分ほど/件 自動化

一次対応の工数を削減

日50件ほど 無制限

処理可能件数の拡張

一次対応の平準化

即時返信保証

問い合わせ受信から3分以内(目安)

パーソナライズ対応

顧客情報に基づく最適化返信

24時間対応

営業時間外も自動応答

運用負荷の軽減

月額約40万円(見込み)

一次対応にかかる負荷を軽減

100%

送信漏れや対応抜けを抑制

75%

一次メールの管理工数削減

広げやすい構成

同時処理

理論上無制限の問い合わせ処理

実装時に対応した論点

外部連携の整理

パラメータ整合

外部サービス間で異なる項目名や受け渡し形式を吸収できるように調整

データ型の統一

電話番号などの扱いをそろえ、連携時の不整合を防止

運用時の追跡性

ログ設計

処理状況を追跡しやすいようにログ出力を整理

テスト補助

各処理単位で確認しやすいようにテスト用の実行手段を用意

習得・応用したスキル

プログラミング・開発

JavaScript (ES6+)

非同期処理、API連携、エラーハンドリング

HTML5/CSS3

レスポンシブデザイン、UX最適化

Google Apps Script

クラウドベース開発、Gmail API活用

AI・機械学習

プロンプトエンジニアリング

効果的なAI指示設計

ワークフロー設計

AIタスクの最適な分割・連携

使用技術

AI・自然言語処理

Gemini API Dify プロンプトエンジニアリング

開発言語・フレームワーク

JavaScript (ES6+) Google Apps Script

メール・通知

Gmail API HTMLメール レスポンシブデザイン

データ管理・自動化

Google Sheets Webhook